もうワイヤーは古い?最新マウスピース矯正で快適に歯並びを改善! | スマイルデザイン吉田歯科

矯正歯科

2024.12.28

もうワイヤーは古い?最新マウスピース矯正で快適に歯並びを改善!

マウスピース矯正とは、従来のワイヤーやブラケットを使用せず、透明なマウスピース型の装置を用いて歯を動かす新しい矯正方法です。その最大の特徴は目立たないことで、矯正治療を周囲に気づかれにくいのがメリットです。このため、人と会う機会が多い仕事に従事している方にとっても、安心して歯列矯正を始めることができます。特に社会人や年配の方にも、負担が少なく取り入れやすい治療法と言えるでしょう。今回はそんなマウスピース矯正のメリットやデメリット、従来法との違いなどを豊中市のスマイルデザイン吉田歯科が詳しく解説します。

 

▼マウスピース矯正はこんな方におすすめ

 

・仕事上、見た目を気にする人

・矯正中もしっかりと歯磨きをしたい人

・歯を抜かずに出っ歯を治したい人

 

▼マウスピース矯正のメリット・デメリット

 

マウスピース矯正には多くの利点がありますが、デメリットも理解した上で治療を検討することが大切です。

 

【メリット】

 

◎目立たない

 

マウスピース矯正の最大のメリットは、透明であるため目立たない点です。従来のワイヤー矯正に比べて外見への影響が少ないため、仕事上人前に出る機会の多い方でも気軽に治療を受けることが可能です。

 

◎取り外しができる

 

取り外し可能な点も大きな特徴です。食事中や歯磨きの際にはマウスピースを外せるため、食べかすの残留を防ぎ、虫歯のリスクを減らすことができます。また、患者さまの生活スタイルに合わせて柔軟に治療を進めることができ、矯正中のストレスも少なくなります。

 

【デメリット】

 

◎本人の装着努力に治療効果が左右される

 

マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が必要です。取り外しができる反面、患者さま自身が装着時間を守らないと治療効果が得られないというデメリットがあります。仕事や外出などで装着時間が短くなると、治療期間が延びる可能性があります。

 

◎難しい症例には対応が難しい

 

また、マウスピース矯正は細かい歯の回転や移動が必要な難しい症例に対しては効果が限定的です。100%マウスピース矯正のみで治療を行うことに固執すると、難症例には適さないこともあるため、専門の矯正歯科医による適切な判断が必要です。

 

▼従来のワイヤー矯正と比較したマウスピース矯正の利点

 

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と異なり、特定の歯を的確に動かすことが可能で、矯正の精度が高まっています。以下に、矯正歯科医の視点から見たマウスピース矯正の利点をご紹介します。

 

◎矯正歯科医の視点から見た利点

 

・治療開始前に治療完了後のシミュレーションが可能で、抜歯の有無を含めた治療計画が立てやすい

・前歯の角度修正が容易で、歯全体を確実に把握して動かすことができる

・各歯に対して細かい動きを指定可能で、力の加減が一定

・痛みが少なく、歯根吸収のリスクが減少する

・大臼歯を後ろに動かすのが容易で、非抜歯での矯正治療の可能性が広がる

 

特に「奥歯を後ろに動かす」利点は、抜歯をせずに矯正治療を行いたい方にとって非常に有効です。健康な歯を抜くことなく、自然なスペースを作ることが可能となり、非抜歯での治療がより実現しやすくなっています。

 

▼高精度3D歯型スキャン「iTero」の導入で治療精度が向上

 

従来のワイヤー矯正では、治療後の歯並びを事前に確認することは難しかったですが、最新の3Dスキャン技術「iTero」を用いることで、精密な歯型を取ることが可能となり、治療精度が飛躍的に向上しました。患者さまと治療シミュレーションを行いながら、治療後の歯並びを事前に確認できるため、安心して治療を進めることができます。

 

マウスピース矯正の成功は、いかに精度の高い歯型を取れるかにかかっています。iTeroの導入により、1本1本の歯に対して正確な移動距離を設定でき、より細かな動きで治療を進めることが可能となりました。

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▼まとめ

 

今回は、先進のマウスピース矯正の特徴やメリット・デメリットについて、豊中市のスマイルデザイン吉田歯科が解説しました。マウスピース矯正についてもっと詳しく知りたい、不安に感じていることがあるという方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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