大人の歯列矯正に必要な費用の相場とは | スマイルデザイン吉田歯科

矯正歯科

2025.01.14

大人の歯列矯正に必要な費用の相場とは

歯列矯正を検討する際に多くの方が気になるのが「費用」です。本記事では、矯正治療の費用相場や矯正方法ごとの費用内訳、支払い方法について豊中市のスマイルデザイン吉田歯科が詳しくご紹介します。矯正治療を始める前にしっかりと情報を集め、失敗して後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みください。

 

▼大人の歯列矯正の費用はいくらぐらい?

 

歯列矯正にかかる費用は、クリニックや患者さまの状態によって異なります。

 

ワイヤー矯正(表側):60万円〜110万円程度

ワイヤー矯正(裏側):90万円〜160万円程度

マウスピース矯正:60万円〜120万円程度

 

これらの金額は、歯並びの状態や治療の難易度に応じて変動し、特に複雑な症例では費用が高くなる傾向があります。一方、軽度の歯並びの問題であれば部分矯正を選ぶことで、比較的費用を抑えることも可能です。

 

▼ワイヤー矯正の費用について

 

◎表側矯正

 

表側矯正は、歯の表面にブラケットを装着する一般的な矯正方法です。費用は60万円〜110万円程度です。他の矯正方法と比べて比較的手頃な費用で、効果的な治療が可能です。

 

使用するブラケットの種類によっても費用は変わります。金属製のブラケットは安価ですが目立ちやすく、目立ちにくいセラミック製のブラケットを選ぶと、追加で10〜20万円の費用が発生します。

 

◎裏側矯正

 

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットを取り付けることで、矯正装置が外からほとんど見えないのが特徴です。この治療の費用は90万円〜160万円程度です。表側矯正に比べて高度な技術が必要なため、費用が高くなる傾向があります。また、治療期間が長引くことが多く、その分ワイヤーの調整料も多く発生します。

 

▼マウスピース矯正の費用について

 

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着しながら少しずつ歯を動かしていく方法です。費用は60万円〜120万円程度です。ワイヤー矯正に比べて通院の頻度が少なく、調整にかかる費用も安価、もしくは無料の場合が多いため、総合的な費用を抑えられる可能性があります。ただし、マウスピースの紛失や破損には注意が必要で、その際には1万円〜3万円の追加費用がかかることがあります。

 

▼矯正治療の費用内訳

 

◎矯正治療前の費用

 

矯正治療を始める前には、カウンセリングや精密検査が必要です。カウンセリングは無料の場合もありますが、3千円〜1万円程度かかることがあります。精密検査や治療計画の診断には1万〜5万円程度の費用が発生する場合があります。

 

◎矯正治療中の費用

 

治療中には矯正装置の費用に加え、定期的な通院と調整料が必要です。ワイヤー矯正の場合、月に1回の調整料が3千円〜1万円程度かかり、治療期間は通常1〜3年です。

 

◎矯正治療後の費用

 

矯正治療後には、歯並びの安定を保つためのリテーナー(保定装置)が必要です。リテーナーには、マウスピース型、ワイヤー型、プレート型の3種類があり、費用は1万円〜6万円程度です。

 

▼歯列矯正費用の支払い方法

 

矯正治療は高額な費用がかかるため、支払い方法についても慎重に考える必要があります。一般的には、一括支払い、クレジットカードの分割支払い、デンタルローンといった複数の支払い方法が利用可能です。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、個々の状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。

 

◎一括支払い

 

一括支払いは、治療を始める際に全額をまとめて支払う方法です。この方法の最大のメリットは、利息がかからないため総額費用が少なく抑えられることです。また、一度に支払いを済ませることで、その後は治療に専念できる点も魅力です。しかし、高額な金額を一度に用意する必要があり、負担が大きくなる場合があるため、経済的に余裕のある方に向いています。また、医療費控除の対象となることが多く、年末の確定申告時に税金の一部が還付される可能性があります。

 

◎クレジットカードの分割支払い

 

クレジットカードを利用しての分割支払いは、高額な治療費を一度に支払うのが難しい場合に有効な方法です。この方法では、毎月一定額を支払うことができるため、負担を分散させることができます。ただし、分割手数料が発生するため、一括支払いと比べると総支払い額が高くなることに注意が必要です。また、クレジットカードによっては医療費控除の対象になる場合もありますので、年末の確定申告で確認すると良いでしょう。

 

◎デンタルローン

 

デンタルローンは、歯科治療専用のローンで、安定した収入がある20歳以上の方が利用できる場合が多いです。デンタルローンを利用することで、月々の返済額を抑えながら矯正治療を進めることができ、治療開始時の負担を軽減することが可能です。クレジットカードの分割支払いに比べて、金利手数料が低い場合が多い点がメリットですが、最終的な総支払い額は一括支払いよりも高くなる傾向があります。また、ローンの利用には審査が必要で、全ての人が利用できるわけではありません。医院によってはデンタルローンを取り扱っていない場合もありますので、事前に確認が必要です。

 

▼まとめ

 

今回は、大人の歯列矯正にかかる費用の相場について、豊中市のスマイルデザイン吉田歯科が解説しました。歯列矯正にかかる費用は、選択した矯正法や患者さまの歯並びの状態によって大きく変わることから、ご自身のケースでいくらくらいかかるか気になる場合は、お気軽に当院までご相談ください。

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