治療
2024.12.12
歯医者が怖い方必見!今の歯医者は痛くない
初診の患者さまの中には「歯医者が怖くてなかなか通えず、最近痛みが出てきたので勇気を出して来ました」「歯科治療が苦手でとても緊張しています」とおっしゃる方が少なくありません。恐怖心や不安から顔がこわばり、緊張した様子で来院される方も多く見受けられます。今回はそんな歯医者が怖いという方に向けて、今の歯医者の痛くない・怖くない治療について、豊中市のスマイルデザイン吉田歯科が詳しく解説をします。
▼歯医者が怖いと感じる原因
歯医者に対する恐怖心の原因には、次のようなものがあります。
・過去の嫌な経験(特に子どもの頃の歯医者のトラウマ)
・麻酔の注射が痛い
・治療中の機械音やバキューム音が苦手
・治療中に口腔内に水が溜まるのが不快
このような不安や恐怖心を解消し、患者さまに安心して通っていただくためには、痛みの少ない治療とともに、患者さま一人ひとりの気持ちに寄り添った対応が重要です。
▼痛くない治療を実現するための麻酔方法
当院では、患者さまの治療時の不安を軽減するため、できるだけ痛みを感じさせない麻酔技術を取り入れています。まず、麻酔注射の前にはクリーム状の表面麻酔を歯ぐきに塗布し、注射時の痛みを和らげます。この表面麻酔は、お子さまにも使用可能で、注射に対する恐怖心を持つ患者さまにも効果的です。
さらに、麻酔注射には手動式と電動式の2種類があります。手動式の麻酔は、歯科医師が手で注入量を調整しながら行うため、注入スピードに気を配ることができます。一方、電動式麻酔器では一定の圧力で麻酔を注入するため、痛みが少ないとされています。これに加えて、歯科医師の技術も重要な要素となります。最先端の機器と経験豊富な技術によって、痛みを最小限に抑えた麻酔が可能です。
▼虫歯の状態に応じた治療方針
「歯を削る」というイメージが歯医者の恐怖を増幅させているかもしれませんが、虫歯治療は必ずしもすべてを削るわけではありません。虫歯が進行していない場合、黒く変色しても硬くなり、象牙質や神経に到達していなければ、経過観察することも選択肢となります。定期検診で虫歯の進行を確認し、必要に応じて最適な治療を行います。このように、必要以上に歯を削らない治療方針を取ることで、患者さまの負担を減らすことができます。
▼歯を削ることの影響と予防の重要性
歯を削って治療を繰り返すと、最終的には神経を抜いたり、歯がぐらついて噛む力が弱まったりすることがあります。最悪の場合、保存不可能となり抜歯が必要になることもあります。そのため、歯を守るためには定期的なメンテナンスが重要です。歯を抜いた後に選択肢として考えられるのはブリッジ、入れ歯、インプラントですが、どれも歯を失う前の状態に完全に戻すことは難しく、それぞれにデメリットもあります。
そのため、定期的な検診を受けることで、早期発見・早期治療を行い、大きな治療を避けることが理想的です。歯科衛生士によるブラッシング指導やクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
▼患者さまに寄り添う治療姿勢
最も大切なのは、患者さまが抱える「怖い」「痛い」という気持ちに寄り添うことです。当院では、治療中に適宜声掛けを行い、患者さまのペースに合わせた治療を心掛けています。「麻酔しますよ」「大丈夫ですか?」といった声掛けや、治療中の不快感を軽減するための工夫をすることで、患者さまの緊張を和らげることができます。治療が終わり、定期検診へと移行する際に「よく頑張りましたね、お疲れさまでした」とお伝えできることが、私たちにとっても喜びであり、患者さまとの信頼関係が築けた瞬間です。
豊中市のスマイルデザイン吉田歯科では、歯医者が怖い方にも安心して通っていただけるよう、痛みの少ない治療と患者さまに寄り添う対応で、皆さまの健康なお口を守るお手伝いをしていきます。