マウスピース矯正治療
2025.03.07
インビザラインとは?他のマウスピース矯正との違いや治療の流れを解説
▼目次
1. インビザラインとは?どんな矯正方法?
2. インビザラインと他のマウスピース矯正の違い
3. インビザラインの治療の流れ
4.大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の歯並び・噛み合わせ矯正
「歯並びを整えたいけれど、ワイヤー矯正は目立つから抵抗がある…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな方に注目されているのが、透明なマウスピースを使用して歯並びを改善する「インビザライン」です。近年、インビザラインを含むマウスピース矯正を選択する人が増加傾向にありますが、「インビザラインと他のマウスピース矯正の違いは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は、インビザラインの特徴や治療の流れ、他のマウスピース矯正との違いについて詳しく解説します。
1. インビザラインとは?どんな矯正方法?
インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社が開発した、透明なマウスピースを使って歯を動かす矯正治療です。
3Dスキャンで歯型を取り、患者さん専用のマウスピースを作製します。そして1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、段階的に歯を理想的な位置に移動させます。
インビザラインの特徴は以下の通りです。
・透明で目立ちにくいマウスピースを使用
・取り外しが可能で、食事や歯磨きがしやすい
・一人ひとりの歯並びに合わせたオーダーメイド設計
インビザラインのメリットとデメリットを以下に解説します。
<メリット>
・ワイヤー矯正に比べて目立ちにくい
・ワイヤー矯正のような痛みや口内炎のリスクが少ない
・自分で取り外せるため、食事や歯磨きの制限が少ない
<デメリット>
・装着時間(1日22時間以上)を守らないと効果が得られにくい
・複雑な歯並びの症例には適用が難しい場合がある
治療期間や費用の目安を以下に解説します。
<治療期間>
インビザラインの治療期間は、歯並びの状態によって異なりますが、一般的には1年半〜2年程度です。
比較的軽度な症例なら半年〜1年で終わる場合もあります。
2. インビザラインと他のマウスピース矯正の違い
インビザラインと他のマウスピース矯正の違いを以下に解説します。
①使用する素材や装着感の違い
インビザラインは、独自開発の「SmartTrack(スマートトラック)」という素材を使用しています。これにより、フィット感が高く、歯の移動をより精密にコントロールできます。
一方でその他のマウスピース矯正の場合、異なるメーカーが提供する素材を使用しているため、フィット感や歯の移動効率に違いが出ることがあります。
②適応症例の幅広さ
インビザラインは、対応できる症例の幅広さが特徴で、中等度の歯並びの乱れや抜歯が必要なケースにも対応が可能です。
一方でその他のマウスピース矯正は、軽度の症例に特化し、対応できる症例が限定される場合があります。
3. インビザラインの治療の流れ
インビザライン矯正の流れを解説します。
①初診・カウンセリング
インビザラインの治療を始める前に、歯科医師とのカウンセリングを行います。
歯並びの状態を確認し、インビザラインが適応可能かを診断します。
適応外のケースでは、ワイヤー矯正や部分矯正を提案されることもあります。
②精密検査と治療計画の作成
インビザライン治療を進める場合、精密検査を行い、治療計画を立てます。
事前に歯並びの変化をシミュレーションできるため、仕上がりのイメージを持てるのがメリットです。
③マウスピースの作製・装着開始
精密検査のデータを基に、患者さん専用のマウスピースを作製します。
完成したマウスピースを装着し、矯正治療がスタートします。
装着時間を守らないと治療が計画通りに進まないため、注意が必要です。
④治療終了とリテーナーの装着
マウスピースの装着が終了した後は、歯の後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を装着します。
保定期間は最低1〜2年が推奨されており、定期的な経過観察が必要です。
4.大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の歯並び・噛み合わせ矯正
大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院では、患者さん一人ひとりに合わせた歯並び・噛み合わせ矯正として、丁寧なカウンセリングと適切な治療計画が大切だと考えています。
子どもから大人まで、そして軽度から重度の症状まで、どのようなお悩みの方にも寄り添い最適な矯正治療をご提案出来るように努めています。
【大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の矯正治療】
■小児矯正
できるだけ歯を抜かずに、歯並びだけでなく、口腔機能を改善し、正常な発育を促す小児矯正・予防矯正を行っています。
実は子どもでも起こる可能性のある「睡眠時無呼吸症」も小児矯正・予防矯正で改善できる可能性があります。
■大人の矯正歯科
金属ワイヤーを使わずに行う、マウスピース矯正に対応しています。
マウスピース矯正ライトプラン・マウスピース矯正スタンダードプラン・マウスピース矯正エキスパートプランの3つのプランから、一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案します。
従来のブラケット矯正(ワイヤー矯正)も取り扱っているため、症状の程度に合わせて歯科医師と相談することができます。
■部分矯正
矯正治療を検討しているものの費用や治療期間の問題でためらっている方へ、気になる部分だけを治療する部分矯正を行っています。
治療可能なケースは限られますが、はじめに丁寧な診察とカウンセリングを行い、費用面・治療期間面でバランスのとれた治療計画をご提案いたします。
まとめ
インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯を動かす矯正治療で、3Dスキャンで患者さん専用のマウスピースを作製し、段階的に歯を移動させます。他のマウスピース矯正と比べて適応範囲が広く、デジタル技術を活用した精密な治療計画が特徴です。矯正治療を検討する際は、自分のライフスタイルや歯並びに合った方法を選びましょう。
豊中市、豊中駅周辺でインビザラインをご検討の方は、吉田歯科・矯正歯科 豊中本院までご相談ください。
監修:吉田歯科・矯正歯科 豊中本院
理事長:吉田 信介
経歴
平成13年 広島大学歯学部卒業
平成13年~19年 小室歯科難波診療所勤務
平成19年 吉田歯科開院