マウスピース矯正のその後 保定期間の重要性と後戻りを防ぐポイント | 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院

マウスピース矯正治療

2026.02.02

マウスピース矯正のその後 保定期間の重要性と後戻りを防ぐポイント

マウスピース矯正で理想の歯並びを手に入れた後、すぐに矯正治療が「終了」とはなりません。歯は、一度動かした後、元の位置に戻ろうとする性質があります。そのため、矯正装置を外した後には「保定期間」と呼ばれる安定のための時間が必要です。この期間を怠ると、せっかく整えた歯並びが崩れる「後戻り」が起こることもあります。
今回は、マウスピース矯正後に欠かせない保定期間の重要性と、後戻りを防ぐためのポイントについて、豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院が解説します。

 

1. マウスピース矯正のその後に必要な「保定期間」とは?

マウスピース矯正では、歯が動いた後に安定させるための「保定期間」が設けられます。この期間は、治療の最終段階として歯並びを長期的に維持するために欠かせません。

①保定期間の目的

矯正治療で歯を動かすと、歯を支える骨や歯ぐきは一時的に柔らかくなっています。保定期間は、これらの組織が新しい位置で安定するまでの時間を確保するために必要です。

 

②使用する装置「リテーナー」とは

保定期間中に使用するのが「リテーナー」と呼ばれる保定装置です。マウスピース型やワイヤー型があり、歯並びを動かさずに維持する役割を持ちます。

 

③装着時間の目安

装着時間は、当院では治療直後は1日15時間以上を推奨としています。歯が安定してきた段階で夜間のみの使用に移行するケースが一般的です。徐々に時間を短くすることで、無理なく歯を安定させます。

 

④保定期間の長さ

歯の動きや年齢によって個人差がありますが、当院では1年間を目安としています。歯が動きやすい方や成長期の方は、より長く保定を続ける場合もあります。

 

⑤保定期間を怠るリスク

リテーナーを正しく使わないと、歯が元の位置に戻る「後戻り」が起こる可能性があります。せっかく整えた歯並びを維持するためにも、指示通りの装着が重要です。

 
保定期間は、矯正治療の「仕上げ」といえる大切な時間です。装置を外した後も、しっかり保定を続けることで、歯並びを維持することができます。

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2. マウスピース矯正後の保定期間に後戻りが起こる原因とは?

マウスピース矯正後に歯が元の位置へ戻る「後戻り」は、誰にでも起こり得る現象です。原因を理解しておくことで、対策を立てやすくなります。

①リテーナーの装着不足

後戻りの原因で最も多いのが、リテーナーを正しく使わないことです。装着時間が短い、数日間外したままにするなどの積み重ねが、歯の動きにつながります。

 

②歯ぐきや骨の安定が不十分

歯を支える骨や歯ぐきは、矯正治療後すぐには安定しません。十分な保定期間を設けないと、歯が元の位置に戻る傾向が強くなります。

 

③舌や唇などの筋肉の影響

日常的な舌の位置や唇の圧力も、歯並びに影響を与えます。舌で歯を押す癖や口呼吸などがあると、せっかく整えた歯が動きやすくなります。

 

④噛み合わせの変化

歯は、噛み合わせの力を受けて常に動こうとします。保定期間中に噛み合わせが変化すると、歯列全体にずれが生じることがあります。

 

⑤加齢や生活習慣の影響

年齢を重ねると骨密度や筋肉のバランスが変わるため、自然に歯の位置も変化します。また、歯ぎしりや食いしばりの癖も後戻りの一因となります。

 
後戻りは完全に防ぐことが難しいものの、適切な装着管理と定期的なチェックでリスクを抑えることができます。矯正後も継続的に歯医者で確認を受けることが大切です。

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3. マウスピース矯正後の後戻りを防ぐためにできること

マウスピース矯正後に歯並びを長く保つためには、日常生活での意識と定期的なケアが欠かせません。後戻りを防ぐための具体的な取り組みを確認しておきましょう。

①リテーナーの使用を継続する

歯が安定するまでには時間がかかります。歯科医師の指示に従い、指定された時間リテーナーを着用することが重要です。使用を自己判断でやめてしまうと、わずかな期間でも歯が動き出すことがあります。

 

②定期的に歯医者でチェックを受ける

保定期間中は、歯並びや装置の状態を確認するための定期通院が必要です。歯の位置がずれていないか、リテーナーが変形していないかを確認することで、早期の対処につながります。

 

③舌や唇の癖を改善する

舌で前歯を押す、唇を噛む、口呼吸をするなどの癖は後戻りの原因となります。意識的に鼻呼吸を心がけ、舌の正しい位置を維持するトレーニングを行うと安定につながります。

 

④歯ぎしりや食いしばりへの対策

夜間の歯ぎしりは、歯を動かす力を生じさせます。就寝時にマウスピース型のリテーナーを装着することで、歯への負担を軽減し、後戻り防止にも役立ちます。

 
矯正後の歯並びを長く維持するためには、装置の管理だけでなく、生活全体の見直しが必要です。日々のケアと定期的な通院を続けることで、美しい歯並びを長期的に保ちやすくなります。

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4. 豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の歯並び・噛み合わせ矯正

大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院では、患者さん一人ひとりに合わせた歯並び・噛み合わせ矯正として、丁寧なカウンセリングと適切な治療計画が大切だと考えています。
子どもから大人まで、そして軽度から重度の症状まで、どのようなお悩みの方にも寄り添い最適な矯正治療をご提案出来るように努めています。

 

【大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の矯正治療】

 

■小児矯正

できるだけ歯を抜かずに、歯並びだけでなく、口腔機能を改善し、正常な発育を促す小児矯正・予防矯正を行っています。
実は子どもでも起こる可能性のある「睡眠時無呼吸症」も小児矯正・予防矯正で改善できる可能性があります。

 

■大人の矯正歯科

金属ワイヤーを使わずに行う、マウスピース矯正に対応しています。
マウスピース矯正ライトプラン・マウスピース矯正スタンダードプラン・マウスピース矯正エキスパートプランの3つのプランから、一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案します。
従来のブラケット矯正(ワイヤー矯正)も取り扱っているため、症状の程度に合わせて歯科医師と相談することができます。

 

■部分矯正

矯正治療を検討しているものの費用や治療期間の問題でためらっている方へ、気になる部分だけを治療する部分矯正を行っています。
治療可能なケースは限られますが、はじめに丁寧な診察とカウンセリングを行い、費用面・治療期間面でバランスのとれた治療計画をご提案いたします。

 

まとめ

マウスピース矯正は、装置を外した後の「保定期間」をしっかり過ごすことで、治療の成果を長く維持できます。リテーナーの装着を怠ったり、通院を中断したりすると、歯は元の位置に戻ろうとするため注意が必要です。歯並びを安定させるには、歯科医師の指示に従って保定を継続し、舌や口の癖を見直すことも欠かせません。矯正治療後の期間こそ、歯並びを維持するための重要な期間となります。
マウスピース矯正後の後戻りが気になる方は、豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院のまでお問い合わせください。

 


監修:吉田歯科・矯正歯科 豊中本院

理事長:吉田 信介

経歴

平成13年 広島大学歯学部卒業
平成13年~19年 小室歯科難波診療所勤務
平成19年 吉田歯科開院

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