マイオブレース矯正とは?ワイヤー矯正との違いや治療の流れを解説 | 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院

ワイヤー矯正

2026.02.03

マイオブレース矯正とは?ワイヤー矯正との違いや治療の流れを解説

子どもの歯並びが気になっている保護者の方の中には、「矯正はいつから始めるのがよいのか」「ワイヤー矯正以外に選択肢はあるのか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。最近では、永久歯が生え揃う前の段階から取り入れられることのある「マイオブレース矯正」という方法もあります。口呼吸や舌の位置など、歯並びに関わる習慣面に目を向けた矯正方法で、歯がきれいに並ぶための「土台」を整えることを目的としています。今回は、マイオブレース矯正の基本から、従来のワイヤー矯正との違いについて、豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科が解説します。

 

1. マイオブレース矯正の特徴とは?

マイオブレース矯正は、歯が悪い位置に生える「原因」に着目し、装置とトレーニングを組み合わせて進める小児向けの矯正方法です。

①成長期の子どもに向けた予防矯正

マイオブレースは、永久歯が生え揃う前の5~10歳頃を対象とすることが多く、歯並びが乱れる原因に目を向けた矯正方法とされています。従来の矯正のように歯を直接動かすのではなく、口周りの癖を整える点に重点が置かれています。

 

➁取り外し可能なマウスピース型装置を使用

一般的に、日中1時間と就寝時に装着します。取り外しができるため、学校生活や食事の際にも対応しやすい構造です。

 

③口腔機能のトレーニングを併用

舌の正しい位置、鼻呼吸、唇を閉じる力など、口周りの機能を鍛える専用トレーニングを併用することがあります。これにより、歯がきれいに並ぶための土台が整いやすくなります。

 

④違和感が比較的少ない

マイオブレースの装置はやわらかい素材で作られており、装着時の刺激が抑えられるよう工夫されています。

 

⑤顎の成長や呼吸への配慮

マイオブレースは、顎の成長に目を向けながら口腔内のスペースを整えることを目的としています。歯が並ぶ環境づくりや、呼吸のしやすさにも関係する場合があります。

マイオブレース矯正で子どものうちから歯並びの原因に目を向けることで、将来的な抜歯や本格的な矯正のリスクを抑えやすくなります。

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2. マイオブレース矯正とワイヤー矯正との違い

マイオブレースとワイヤー矯正では、治療方法や目的が大きく異なります。ここではそれぞれの違いをマイオブレース矯正とワイヤー矯正に分けて比較します。

<マイオブレース矯正>

①治療の目的
歯並びが悪くなる原因(口呼吸・舌の癖・姿勢など)を改善し、自然な成長を促すことが主な目的とされています。

②装置の特徴
柔らかいシリコン製のマウスピースを、日中1時間+就寝時に装着することが一般的です。取り外しが可能で、日常生活に影響が出にくい点が特徴の一つです。

③対象年齢
5歳〜10歳前後が適齢期とされています。永久歯が生え揃う前の時期から始めることで、将来的な本格矯正の必要性を減らすことを目指します。

 

<ワイヤー矯正>

①治療の目的
すでに並んでいる歯をブラケットとワイヤーで動かし、見た目と噛み合わせを整えることが目的とされています。

②装置の特徴
歯に直接ブラケットをつけてワイヤーで歯を動かします。取り外しはできず、定期的な調整が必要といわれています。

③対象年齢
永久歯が生え揃った中学生以降が対象となることが多く、成長が落ち着いてからの治療が基本とされています。

それぞれの治療法には目的や適齢期に違いがあるため、子どもの成長段階に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。

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3. マイオブレース矯正の治療の流れ

マイオブレース矯正は、装置の装着とトレーニングを並行して行うため、一般的な矯正治療とは異なる手順や特徴があります。

①初診と検査

まずは口腔内の状態や癖の有無を確認するため、歯並びや噛み合わせ、呼吸状態などの検査が行われます。写真やレントゲンに加えて、口呼吸や舌の位置、姿勢なども確認されることがあります。

 

②専用マウスピースの装着開始

検査結果に応じたマイオブレース装置が選択され、日中1時間と就寝時に使用します。装置はやわらかい素材でできており、慣れるまでに数日かかることもあります。

 

③口腔筋機能トレーニング(MFT)の実施

正しい舌の位置や鼻呼吸、唇の閉じ方を習得するために、トレーニングを行うことがあります。動画や歯科医師の指導に従って自宅で継続することが大切です。

 

④定期通院と経過観察

1〜2か月ごとに通院し、歯の動きや癖の改善状況をチェックします。口腔内の状態によっては、装置の種類を変更する場合もあります。

 

⑤治療期間と目安

治療期間は1~3年が目安で、装置の使用状況やトレーニングの継続度によって変わることがあります。すべての永久歯が生え揃う前に卒業することが一般的です。

マイオブレース矯正は、装置の使用とトレーニングを継続しながら進めていくため、治療の流れを把握しておくと取り組みやすくなるでしょう。

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4. 豊中の歯医者 吉田歯科・矯正歯科の小児矯正について

豊中の歯医者 吉田歯科・矯正歯科では、小児矯正として顎顔面の成長を考慮した治療を行っています。歯並びだけを見るのではなく、口呼吸や姿勢、噛み方など口腔機能全体に着目し、正常な発育を促す小児矯正です。できるだけ歯を抜かない方針で、お子様の成長段階に合わせた矯正治療をご提案しています。

 

【豊中の歯医者 吉田歯科・矯正歯科の小児矯正の特徴】

 

当院の小児矯正のポイント①:口腔機能の改善を重視

歯並びの乱れは口呼吸や舌の位置、噛む力の弱さなどが関係することがあります。小児矯正では、歯並びとあわせて呼吸や飲み込みなどの機能改善を目指します。

当院の小児矯正のポイント②:成長期を活かした顎顔面矯正

成長期のお子様は顎の発育を促しやすい時期です。上顎の幅や顎のバランスを整えることで、歯が並ぶスペースを確保しやすくなります。

当院の小児矯正のポイント③:小学生に適したマイオブレース

当院が推奨しているのが、小学生から始めやすいマイオブレースです。筋機能に働きかける装置で、歯並びの原因にアプローチする小児矯正です。

当院の小児矯正のポイント④:将来を見据えたサポート

成長に合わせて経過を確認しながら、小児矯正を進めていきます。長期的な視点でお子様の口腔環境を見守ります。

豊中で小児矯正に力を入れている歯医者をお探しの方は、まずはお子様のお口の状態についてお気軽にご相談ください。
豊中の歯医者吉田歯科・矯正歯科の小児矯正について詳しくはこちら

 

まとめ

マイオブレース矯正は、装置の使用とトレーニングを組み合わせて、歯並びに影響する習慣にも目を向ける矯正方法です。
ワイヤー矯正とは治療の考え方や進め方が異なるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。治療の流れや生活への影響を踏まえたうえで、子どもに合った方法を検討していくとよいでしょう。
マイオブレース矯正についてお悩みの方は、豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 


監修:吉田歯科・矯正歯科 豊中本院

理事長:吉田 信介

経歴

平成13年 広島大学歯学部卒業
平成13年~19年 小室歯科難波診療所勤務
平成19年 吉田歯科開院

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