歯医者の「歯石取り」の意味、かかる費用について | スマイルデザイン吉田歯科

予防歯科

2024.11.11

歯医者の「歯石取り」の意味、かかる費用について

皆さん、こんにちは。豊中市のスマイルデザイン吉田歯科です。今日は、歯医者でよく行われる「歯石取り」の意味と費用、そしてその重要性についてお話しします。歯石取りは、お口の健康を保つために非常に重要な治療であり、適切な頻度でのケアが推奨されています。

 

▼歯石取りとは

 

「歯石取り」とは、歯や歯茎の境界に堆積した歯石を専用の器具を使って取り除く治療のことを指します。歯石は、放置すると歯周病の原因となり得るため、定期的に除去することが推奨されています。この治療は「スケーリング」とも呼ばれ、歯石だけでなくプラーク(歯垢)の除去も行います。

 

▼保険診療と自費診療の費用

 

歯石取りは保険診療の範囲内で行われることが多く、患者さんの自己負担は3割で約3,000~4,000円が一般的です。しかし、より徹底的なクリーニングを希望する場合は、自費診療を選択することもできます。自費診療では、ステイン(着色汚れ)の除去や、より細かい部分のクリーニングが行われ、その分、費用は高くなりますが、見た目の美しさと口内の清潔さを保つ上で大きな効果があります。

 

▼定期的な歯石取りのメリット

 

定期的な歯石取りは、単に歯石を除去するだけでなく、以下のような多くのメリットがあります。

 

歯周病の予防: 歯石は歯周病の大きな原因となります。歯石を定期的に除去することで、歯茎の炎症を抑え、健康な歯茎を維持することができます。

 

口臭の軽減: 歯石やプラークは口臭の原因となることもあります。これらを定期的に清掃することで、口臭を防ぐことができます。

 

歯の健康の維持: 歯石取りは、歯を健康に保つためにも重要です。歯石が堆積することで、歯の表面が傷ついたり、歯が緩んだりすることを防ぎます。

 

▼スケーリングの流れ

 

歯石取りの際には、まず歯科医師が口内のチェックを行い、歯石の位置や量を確認します。その後、超音波スケーラーや手動の器具を使用して、歯石とプラークを丁寧に除去していきます。治療は通常、30分から1時間程度で完了し、痛みを感じることは少ないですが、歯茎が敏感な患者さんの場合は、局部麻酔を使用することもあります。

 

▼歯石を放置するリスクについて

 

歯石を放置すると、多くのリスクが生じることが知られています。歯石は硬化したプラークであり、除去しない場合、歯肉炎や歯周炎の原因となります。歯周病は、歯茎の退縮を引き起こし、最終的には歯の支持組織を破壊することで歯が抜け落ちるリスクが高まる点にも注意が必要です。

 

また、歯石の存在は口臭の悪化にも繋がり、社会生活に影響を与えることもあります。さらに、歯石は歯の表面を覆い、歯の色が黄ばむことで口元の審美性も低下させることがあるのです。。これらのリスクを避けるためには、定期的な歯科診断と適切な歯石取りが不可欠です。歯石を定期的にクリーニングすることで、これらの問題を未然に防ぎ、口内環境を健康に保つことができます。

 

 

 

▼まとめ

 

歯石取りは、歯医者で行う基本的な治療の一つであり、患者さんの口内環境を整える上で非常に重要です。定期的なケアによって、歯周病のリスクを減らし、常に清潔で健康な口内環境を保つことができます。豊中市のスマイルデザイン吉田歯科では、患者さん一人一人の状態に合わせた最適な歯石取りを提供しています。次回の定期検診の際は、歯石取りもぜひご検討ください。

 

このようなケアを行うことで、患者さんはより快適な日常生活を送ることができるでしょう。当院では、患者さんの笑顔と健康を第一に考え、質の高い治療を心掛けています。お口のことで気になることがあれば、いつでもご相談ください。

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