インビザライン矯正とワイヤー矯正どっちが合う?治療法の違いと判断基準 | スマイルデザイン吉田歯科

マウスピース矯正治療

2025.09.09

インビザライン矯正とワイヤー矯正どっちが合う?治療法の違いと判断基準

▼目次

歯並びを整えたいけれど、「ワイヤー矯正とインビザライン矯正、どっちを選べばいいのか分からない」と迷っている方は多いのではないでしょうか。
どちらも歯並びを改善するための矯正方法ですが、見た目、費用、治療期間、生活への影響など、さまざまな違いがあります。自身のライフスタイルや希望に合った矯正方法を選ぶことが、納得のいく治療結果につながります。
今回は、それぞれの矯正方法の特徴や違い、選ぶ際の判断基準について解説します。

 
 

1. ワイヤー矯正とインビザライン矯正の特徴と違い

 
矯正治療には大きく分けて「ワイヤー矯正」と「インビザライン矯正」の2種類があります。以下にそれぞれの違いについて説明します
 

①ワイヤー矯正

金属やセラミックのブラケットを歯に装着し、ワイヤーの力で歯を動かしていく治療法です。最も長く使われてきた矯正方法で、多くの症例に対応できます。

 

➁インビザライン矯正(マウスピース矯正)

透明なマウスピースを装着し、段階的に形を変えて歯を動かす方法です。装置が目立ちにくく、取り外し可能な点が特徴です。

 

➂見た目の違い

ワイヤー矯正は装置が表に見えるため、見た目を気にする方には抵抗があるかもしれません。一方、インビザラインは透明な素材でできており、装着していても気づかれにくいのが特徴です。
 

④治療の自由度と制限

ワイヤー矯正は歯科医師が直接力を加えて細かく調整できるため、難しい症例にも対応しやすいのが特徴です。インビザラインは装着時間や自己管理が重要で、症例によっては適応外になる場合もあります。

 

⑤治療中の食事やケアの違い

ワイヤー矯正は装置が常に付いているため、食事制限や歯磨きの工夫が必要です。インビザラインは取り外せるため、食事や歯磨きの際は普段通りにできるのがメリットです。

 

治療法を選ぶ際には、これらの違いを理解し、自身の生活や希望に合うかどうかを検討することが大切です。

 

 
 

2. ワイヤー矯正とインビザライン矯正を選ぶときの判断基準

 
どちらの矯正方法を選ぶべきかは、「見た目」「費用」「通院頻度」「歯並びの状態」など、複数の観点から判断することが必要です。
 

①見た目が気になる場合

人前に出る機会が多い方や接客業の方など、見た目を重視する場合には、目立ちにくいインビザライン矯正を希望されることが多いです。
 

②通院回数や管理の違い

インビザライン矯正は、比較的通院間隔が長く取れる傾向がありますが、自己管理が不十分だと予定通りに治療が進まないこともあります。ワイヤー矯正は、一定期間ごとの調整が必要で、定期的な通院が必要です。

 

③歯並びや噛み合わせによる向き・不向き

複雑な歯列や顎のズレがある場合は、細かい調整が可能なワイヤー矯正が適していることがあります。ご自身の歯並びに適した矯正装置を選んでいきましょう。
 

④治療中の生活スタイルとの相性

自己管理が苦手な方は、常に装置がついていて外せないワイヤー矯正の方が向いている場合もあります。一方、食事や歯磨きをこれまで通りにしたい方には、取り外し可能なインビザライン矯正が合っていることがあります。

 
治療方法は、見た目や費用だけでなく、自分の性格や生活習慣に合うかどうかも含めて選ぶことが重要です。

 

 
 

3. 矯正治療で後悔しないために知っておきたい注意点

 
どちらの矯正方法を選んだ場合でも、注意すべきポイントがあります。後悔を避けるために、事前に理解しておきましょう。

 

①治療前の検査と診断が重要

歯並びや噛み合わせ、顎の状態は一人ひとり異なるため、正確な診断が矯正成功のカギとなります。ワイヤー矯正・インビザライン矯正のどちらが適しているかも、この段階で判断されます。

 

②装置の注意事項

ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが外れることがあります。その際にすぐ来院が必要なのか、歯医者でどのような対応をしてもらえるかまで、確認をしておきましょう。インビザライン矯正では、マウスピースを誤って破損・紛失してしまうと治療計画に影響するため、自己管理が必要です。管理方法を知り、ご自身で管理できそうか事前に確認をしておきましょう。

 

③歯の移動による違和感や痛み

矯正治療中は、歯が動くことで一時的に痛みや違和感を伴うことがあります。数日で治まることが多いですが、我慢できない場合は歯医者に相談しましょう。
 

④むし歯や歯周病のリスクが上がる

矯正装置がついていることで歯磨きが難しくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。定期的なメンテナンスと毎日の丁寧なケアが重要です。
 

⑤治療後も保定が必要

歯が並んだら終わりではなく、矯正治療終了後は「リテーナー」と呼ばれる保定装置を装着して、歯並びが元に戻らないように管理します。リテーナーの使用を怠ると、後戻りのリスクが高くなります。

 
矯正は一時的な治療ではなく、長期的な取り組みが求められる治療です。事前にリスクやケアの必要性を理解し、無理なく続けられるかを確認することが大切です。

 

 
 

4. 豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の歯並び・噛み合わせ矯正

 
大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院では、患者さん一人ひとりに合わせた歯並び・噛み合わせ矯正として、丁寧なカウンセリングと適切な治療計画が大切だと考えています。
子どもから大人まで、そして軽度から重度の症状まで、どのようなお悩みの方にも寄り添い最適な矯正治療をご提案出来るように努めています。

 

【大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の矯正治療】

 

■小児矯正

できるだけ歯を抜かずに、歯並びだけでなく、口腔機能を改善し、正常な発育を促す小児矯正・予防矯正を行っています。
実は子どもでも起こる可能性のある「睡眠時無呼吸症」も小児矯正・予防矯正で改善できる可能性があります。
 

■大人の矯正歯科

金属ワイヤーを使わずに行う、マウスピース矯正に対応しています。
マウスピース矯正ライトプラン・マウスピース矯正スタンダードプラン・マウスピース矯正エキスパートプランの3つのプランから、一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案します。
従来のブラケット矯正(ワイヤー矯正)も取り扱っているため、症状の程度に合わせて歯科医師と相談することができます。
 

■部分矯正

矯正治療を検討しているものの費用や治療期間の問題でためらっている方へ、気になる部分だけを治療する部分矯正を行っています。
治療可能なケースは限られますが、はじめに丁寧な診察とカウンセリングを行い、費用面・治療期間面でバランスのとれた治療計画をご提案いたします。

 

まとめ

ワイヤー矯正とインビザライン矯正にはそれぞれに特徴があり、生活や性格、歯並びの状態によって向き・不向きがあります。選ぶ際は、見た目や費用だけでなく、日常生活への影響や自己管理のしやすさなども含めて判断することが大切です。また、治療中・治療後のケアやリスクについても理解を深めることで、後悔の少ない選択が可能になります。
大阪府豊中市周辺で矯正治療を検討されている方は、吉田歯科・矯正歯科 豊中本院までお問い合わせください。

 


監修:吉田歯科・矯正歯科 豊中本院

理事長:吉田 信介

経歴

平成13年 広島大学歯学部卒業
平成13年~19年 小室歯科難波診療所勤務
平成19年 吉田歯科開院

記事一覧