インビザライン
2025.10.24
インビザライン矯正による再矯正の治療期間はどのくらい?再矯正成功のための秘訣とは
▼目次
1. インビザライン再矯正の治療期間はどれくらい?
2. インビザライン再矯正の治療期間が変わる要因とは
3. インビザラインで再矯正を成功させるための秘訣
4. 豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の歯並び・噛み合わせ矯
マウスピース矯正である「インビザライン」は、歯並びを整えたい多くの方に選ばれている矯正方法です。しかし、治療後に「歯が少し戻ってしまった」「思ったような仕上がりにならなかった」といった理由から、再矯正を希望されるケースもあります。また、過去にインビザライン矯正を受けた方だけでなく、ワイヤー矯正など他の方法で治療を受けた方が、仕上がりの改善を目的にインビザラインで再矯正を選ぶこともあります。今回は、インビザラインによる再矯正の治療期間や影響する要因、再矯正を成功させるための秘訣について解説します。
1. インビザライン再矯正の治療期間はどれくらい?
インビザラインで再矯正を行う場合、治療期間は初回より短くなる傾向があります。ただし、歯並びの状態や後戻りの程度、そして矯正の目的によって変わるため、必ずしも短期間で終えられるとは限りません。一般的な目安を整理すると以下の通りです。
①軽度の再矯正:3か月〜6か月
後戻りが軽度な場合や、前歯のわずかなズレを整えるだけであれば、比較的短期間で治療が終了することがあります。
➁中等度の再矯正:6か月〜1年
歯列全体にズレや噛み合わせの乱れがある場合は、ある程度の期間、マウスピースの着用が必要になることがあります。
➂重度の再矯正:1年以上
過去の矯正の後戻りが大きい場合や、骨格的なズレ・咬合異常がある場合は、再矯正でも1年以上かかることがあります。
再矯正でも、マウスピースの装着時間や通院頻度は、基本的に初回と大きな差はないといわれています。歯科医師の管理のもとで進めることで、治療を計画的に進めやすくなります。

2. インビザライン再矯正の治療期間が変わる要因とは
再矯正にかかる治療期間は、さまざまな要因によって変動します。特にインビザラインでの再矯正では、初回治療の経過、歯並びの後戻りの程度、マウスピースの使用状況などが大きく影響することがあります。ここでは、再矯正の治療期間に関わる主な要因について解説します。
①前回の治療内容と終了からの経過時間
前回の矯正治療が終了してからどのくらい時間が経っているかは重要なポイントです。保定装置(リテーナー)を十分に使用していなかった場合は、後戻りが進行している可能性があります。
➁現在の歯並びの状態
ズレがどれくらい生じているか、また歯のねじれや傾きがあるかどうかによって、必要なマウスピースの枚数や治療工程が異なることがあります。
➂年齢や骨の状態
再矯正では、加齢によって歯の動きがゆるやかになることがあるため、若いときと比べて治療にかかる時間が多少長くなる場合もあります。
④マウスピースの装着時間
1日22時間の装着が推奨されている中で、着用時間が短かったり頻繁に外していたりすると、計画通りに歯が動かず、治療が長引くことがあります。
⑤生活習慣や食事内容
歯ぎしり、舌の癖、噛み癖などがある場合、それが歯の動きを妨げる原因となることもあります。また、硬い物を好んで食べる方は、装置への負担も増しやすいため注意が必要です。
これらの要因が複数重なることで、治療期間に影響を及ぼす可能性があります。再矯正を検討する際は、歯科医師としっかり相談し、自身の生活習慣も見直すことが大切です。

3. インビザラインで再矯正を成功させるための秘訣
再矯正を成功させるには、初回矯正以上に日常生活での意識や行動が重要です。ここでは、インビザラインで再矯正を成功させるための秘訣について解説します。
①マウスピースの装着時間を徹底する
インビザライン再矯正では、1日22時間の装着が基本です。食事や歯磨きの時間以外は、できるだけ装着を続けることが望まれます。装着時間が短くなると、治療の進みが遅れたり、再度ズレが生じる可能性があります。
➁リテーナーの使用を見直す
過去に後戻りが起きた原因が「リテーナーを早期にやめたこと」であれば、再矯正後はより慎重に保定装置を使用する必要があります。リテーナーは「歯の動きを止める装置」ではなく、「動かした歯を安定させるための装置」であるため、指示された期間はしっかり使用を続けましょう。
➂口腔内を清潔に保つ
口腔内にトラブルが起きると治療が中断し、計画通りに進まないこともあるため、歯みがきやフロスで常に清潔を心がけることが大切です。
④生活習慣を改善する
歯ぎしりや頬杖、舌で歯を押す癖などがあると、歯並びが乱れる原因になることがあります。これらの癖はマウスピースの効果を弱める要因にもなりやすいため、可能であれば早めに改善に取り組みましょう。
⑤治療中のモチベーションを維持する
再矯正は「もう一度同じことをやる」という感覚から、途中でモチベーションが下がる方も少なくありません。治療開始時の写真を記録しておき、定期的に比較することで変化を実感しやすくなります。また、目標の時期やイベントに合わせた計画を立てるのも効果的です。
これらのポイントを意識しながら治療を進めることで、再矯正でもより満足のいく結果を目指すことが期待できます。
4. 豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の歯並び・噛み合わせ矯正
大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院では、患者さん一人ひとりに合わせた歯並び・噛み合わせ矯正として、丁寧なカウンセリングと適切な治療計画が大切だと考えています。
子どもから大人まで、そして軽度から重度の症状まで、どのようなお悩みの方にも寄り添い最適な矯正治療をご提案出来るように努めています。
【大阪府豊中市の歯医者 吉田歯科・矯正歯科 豊中本院の矯正治療】
■小児矯正
できるだけ歯を抜かずに、歯並びだけでなく、口腔機能を改善し、正常な発育を促す小児矯正・予防矯正を行っています。
実は子どもでも起こる可能性のある「睡眠時無呼吸症」も小児矯正・予防矯正で改善できる可能性があります。
■大人の矯正歯科
金属ワイヤーを使わずに行う、マウスピース矯正に対応しています。
マウスピース矯正ライトプラン・マウスピース矯正スタンダードプラン・マウスピース矯正エキスパートプランの3つのプランから、一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案します。
従来のブラケット矯正(ワイヤー矯正)も取り扱っているため、症状の程度に合わせて歯科医師と相談することができます。
■部分矯正
矯正治療を検討しているものの費用や治療期間の問題でためらっている方へ、気になる部分だけを治療する部分矯正を行っています。
治療可能なケースは限られますが、はじめに丁寧な診察とカウンセリングを行い、費用面・治療期間面でバランスのとれた治療計画をご提案いたします。
まとめ
インビザライン再矯正は、「初回治療後の後戻り」や「仕上がりの微調整」を目的に行われることが多く、治療期間は軽度であれば3か月〜6か月、広範囲の場合は1年以上かかることもあります。初回矯正との違いを理解し、過去の反省点を生かして進めることで、より納得のいく結果を目指すことができるでしょう。
心理的なハードルを感じることもあるかもしれませんが、マウスピースやリテーナーの装着時間を守ること、丁寧な口腔ケア、生活習慣の見直しを意識して取り組むことで、希望する歯並びに近づける可能性が高まります。
インビザライン再矯正にお悩みの方は、大阪府豊中市の歯医者「吉田歯科・矯正歯科 豊中本院」までお問い合わせ下さい。
監修:吉田歯科・矯正歯科 豊中本院
理事長:吉田 信介
経歴
平成13年 広島大学歯学部卒業
平成13年~19年 小室歯科難波診療所勤務
平成19年 吉田歯科開院








