当院の治療
2024.09.20
歯の被せ物の種類と費用ついて
皆さん、こんにちは。豊中市のスマイルデザイン吉田歯科です。今回は、歯の被せ物の種類と費用についてお話しします。被せ物とは、虫歯治療や歯の損傷などで削った歯を補強し、美しい見た目と機能を取り戻すために使用するものです。それぞれの種類に特徴や費用の違いがあり、患者さんのご希望や状態に合わせて選ぶことが重要です。それでは、各種類の特徴と費用について詳しく解説します。
- 銀歯
銀歯は、金属の被せ物で一般的に使われています。丈夫で長持ちするため、奥歯の治療に多く利用されています。ただし、金属の見た目が目立つことから、前歯には適しません。また、金属アレルギーを引き起こすリスクがあるため、アレルギー体質の患者さんには慎重な対応が必要です。費用は保険適用で5,000円前後からで、保険の範囲内で経済的な選択が可能です。
- 硬質レジン前装冠
硬質レジン前装冠は、歯の表面に硬質レジンを使用した被せ物です。前歯など目立つ場所の治療に適しています。金属フレームを使用しているため強度があり、保険適用での治療が可能です。ただし、硬質レジンは経年劣化により変色することがあるため、見た目にこだわる方には注意が必要です。費用は保険適用で10,000円前後からとリーズナブルです。
- CAD/CAM冠
CAD/CAM冠は、CAD/CAMシステムを利用して製作される被せ物です。レジンとセラミックの複合材料で作られており、自然な色合いが特徴です。前歯から奥歯まで広く使えるため、幅広い症例に対応できます。保険適用で5,000円程度からと、審美性と機能性を兼ね備えたリーズナブルな選択肢です。
- オールセラミッククラウン
オールセラミッククラウンは、全てセラミックでできた被せ物で、自然な見た目を重視する方におすすめです。金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がなく、前歯や奥歯を問わず高い審美性を提供します。費用は自費診療で約10万円前後と高額ですが、自然な透明感と美しさを求める方には人気です。
- メタルボンド
メタルボンドは、金属のフレームの上にセラミックを焼き付けた被せ物です。金属の強度とセラミックの審美性を組み合わせた構造で、奥歯など噛み合わせの力が強くかかる場所にも適しています。ただし、金属の露出が見られる場合があるため、審美性を重視する場合は注意が必要です。費用は自費診療で6~10万円前後です。
- ジルコニアクラウン
ジルコニアクラウンは、ジルコニアという非常に硬いセラミックでできた被せ物です。金属を使わないため、金属アレルギーの心配がなく、オールセラミックと同様に高い審美性を持ちます。また、非常に丈夫で、噛み合わせが強い場所にも適しています。費用は自費診療で8万円前後からで、見た目と強度のバランスが良いため、幅広く利用されています。
▼保険と自費はどっちがおすすめ?
被せ物の費用は保険適用と自費診療で大きく異なるため、経済面を重視するなら保険適用の銀歯や硬質レジン前装冠、CAD/CAM冠などの一般的な素材がおすすめです。これらは5,000~10,000円程度とリーズナブルに治療できます。一方、審美性や機能性、耐久性を追求するなら自費診療のオールセラミッククラウンやジルコニアクラウンが最適です。費用は数万円から100,000円以上かかることもありますが、高品質な素材で見た目と機能に優れています。
▼まとめ
以上、歯の被せ物の種類と費用についてご説明しました。患者さんのニーズや治療部位によって最適な被せ物は異なりますので、しっかりと歯科医師に相談し、最適な治療を受けましょう。スマイルデザイン吉田歯科では、皆さんの噛み合わせと笑顔を守るために、豊富な被せ物の選択肢をご用意しております。気になる点がありましたら、いつでもご相談ください。