歯の詰め物がとれたときの治療方法 | スマイルデザイン吉田歯科

治療

2024.08.26

歯の詰め物がとれたときの治療方法

皆さん、こんにちは。豊中市のスマイルデザイン吉田歯科です。今回は、「歯の詰め物がとれたときの治療方法」についてお話しします。詰め物がとれることは、誰にでも起こりうるトラブルですが、適切に対処しないと、さらなる問題を引き起こす可能性があります。ここでは、詰め物がとれる原因や注意点、放置するリスク、そして詰め物がとれた場合の治療方法について詳しくご説明します。

 

 

 

▼詰め物がとれる原因

 

歯に施した詰め物は、経年劣化や噛み合わせの変化、歯ぎしりなどの習慣が原因でとれることがあります。具体的な原因としては以下のようなものが挙げられます。

詰め物の劣化:詰め物が長期間使われると、時間と共に劣化し、接着力が弱まることでとれることがあります。

虫歯の再発:詰め物をした部分が再び虫歯になると、詰め物との境目が崩れて接着が緩くなり、結果的に詰め物がとれることがあります。

噛み合わせの変化:加齢や歯の移動、歯ぎしりなどにより噛み合わせが変わると、詰め物に過度な力が加わってとれやすくなります。

不適切なケア:詰め物がある部分を丁寧に磨かなかったり、硬い食べ物を頻繁に噛んだりすると、詰め物がとれる原因になります。

 

▼詰め物がとれた時の注意点

もし詰め物がとれてしまった場合、焦らずに以下の点に注意してください。

詰め物の保存:とれた詰め物が手元にあれば、洗浄したうえで歯科医に持参しましょう。再利用できる場合もあります。

とれた部分を刺激しない:とれた部分の歯は非常に敏感になっているので、強く噛んだり、固いものを噛んだりしないようにしましょう。

歯科医に早めに相談:詰め物がとれると歯が露出してしまうため、できるだけ早く歯科医に相談し、治療を受けることが重要です。

 

▼詰め物がとれた状態を放置するリスク

 

詰め物がとれたまま放置すると、以下のリスクが生じます。

虫歯の進行:詰め物がとれたことで歯の保護がなくなり、虫歯菌が入り込んで虫歯が進行しやすくなります。

歯の痛み:とれた部分の歯は外部刺激に敏感になり、冷たいものや熱いものに触れると強い痛みが生じます。

噛み合わせの悪化:放置していると、噛み合わせが崩れ、顎関節や他の歯に負担がかかります。

 

▼詰め物がとれた時の治療方法

 

詰め物がとれた際の治療方法は、患者さんの口腔内の状態や詰め物の種類によって異なりますが、一般的な治療方法をご紹介します。

 

再装着:詰め物が破損していなければ、適切な清掃を行ったうえで再装着できることがあります。

 

新しい詰め物:再装着が難しい場合や詰め物の劣化が進んでいる場合は、新しい詰め物を作成します。患者さんの歯に合った材料や形状で新たに詰め物を作り、接着します。

 

クラウン(被せ物):場合によっては、詰め物ではなく歯全体をカバーするクラウンに置き換える必要があります。クラウンはより強度が高く、長持ちします。

 

根管治療:虫歯が進行し、神経にまで達している場合は、根管治療を行ってから新しい詰め物やクラウンを装着します。

 

 

▼まとめ

 

詰め物がとれる原因はさまざまですが、経年劣化や虫歯の再発、噛み合わせの変化が主な要因です。詰め物がとれた場合は、詰め物を保管し、早めに歯科医に相談してください。放置することで虫歯の進行や噛み合わせの悪化などのリスクがあるため、適切な治療を受けることが重要です。スマイルデザイン吉田歯科では、詰め物がとれた場合の治療について丁寧にサポートいたしますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

記事一覧